◾️始めに
1979年、北海道・中山峠で起きた“ある失踪事件”は、今も謎に包まれている。
遭難事故とも報道されなかったその事件は、記録にもほとんど残されていない。
だが一部の地元住民の間では、「あれはただの遭難ではなかった」と囁かれている――。
①登山グループの消失
1979年10月、小樽から訪れた5人の登山グループが中山峠周辺の登山道に入山。
その日の夕方、予定していた下山時間を大幅に過ぎても彼らは戻らず、通報により捜索が始まった。
しかし翌日、彼らの足跡は途中で途切れ、荷物の一部だけが整然と並べられた状態で発見された。
②発見された奇妙なメモ
3日後、麓の山小屋で発見されたメモ帳の切れ端には、こう書かれていた。
「音が止まった。空気が重い。全員、立ったまま動けなくなった」
筆跡はグループのリーダーのものと一致していたが、他のページは破られていた。
この証拠以外に、彼らを示す痕跡は一切残されていなかった。
③地元で語られる異変
地元の猟師の証言によれば、ちょうどその日、峠一帯に異様な静寂が訪れていたという。
鳥の声も、風の音も、何も聞こえなかった。
しかも、ある木の根元には、何もない空間に向かって祈るように立ち尽くす人影があったという。
その影は、すっと霧に吸い込まれるように消えたそうだ。
④都市伝説的な要素+考察
この事件は一部で、「中山峠には“時間の切れ目”がある」という都市伝説に結びついている。
過去にも、短時間で時計が大幅に狂う、GPSが使えなくなるなどの報告があったという。
“重力が狂う”地点、“音が吸い込まれる空間”、そして“戻れなかった人々”。
中山峠は、現実と異界が交錯する“裂け目”なのではないかという説もある。
④最後に
あなたが山に入ったとき、
ふと、すべての音が消え、空気が止まったとしたら――
それは“あちら側”の世界が、あなたを見つけたサインかもしれない。
そして次に、消えるのはあなた自身かもしれない。
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